○月×日 天気:晴れ

管理人から少々言いにくいことだけど、と前置きされいきなり告げられた。
どうやらこれから時間が取り辛くなるとのことらしい。まぁ
それならば余暇を有意義に使えばいいだけのことなので気にしないことにする。

今日は久しぶりに狩りへ出かけた。弓の訓練も兼ねてウィンド付近の蟻を
退治することにする。ここには2種類の蟻がいるのだが、そのうち少し
細いほうの蟻は難なく倒せるようになった。問題は女王蟻のようなものだが…
2・3体に囲まれると不意に近寄られ大きな一撃をもらってしまう。
Aliceに頼んでなるべく抵抗の高いものを選んでもらっているのだが…
それでも全然足りていないようだ。難しいものである。しかし
Magical Short Bowがもつ稲妻の力を借りて何度か射抜くことで大量の敵も
ある程度処理できるので、こちらを利用することで何度かの窮地も
切り抜けることができた。

数回自宅と往来した後、今度はダスタードに赴き開錠の訓練も兼ねて
宝箱を漁ることにした。しかし… なぜか今日はステルスの調子が悪い。
数十回潜伏しようとして成功したのはたったの一度。やはり暫く
使ってない所為か勘が鈍っているようだ。少々重点的に訓練をすべき
なのだろうか… 弓を引く訓練も行いたいものなのだが。
まあ、何本か商品になりそうなワンドを持ち帰れたので良しとする。
こちらは2回ほど行き来するに留まった。

今日、初めてAliceが通っている酒場へお邪魔をした。
私が入ると既に数名が中に居り、軽い喧騒が暖かな空気を揺らしていた。
軽く挨拶をしてカウンターに座る。と、出掛けにAliceから渡されて
いた弓の材料をNavi Communeさんに渡す。彼女は軽く鼻歌を交えながら
その場でコンポジット・ボウを作成していく。数本のうち、出来の良い
1本を私に渡してきた。次回の依頼のためにこれは家へ戻り仕舞うことに
する。今日は依頼を行う予定はないらしく、それならばと私も
酒場の雰囲気を味わうために少し話すことにした。途中、Basilさんが
裁縫で使用する布を帯の束にしてしまうのを目撃、量がかなりの
ものだったのでそのままにするのもどうかと考え、少々布を調達し
彼に渡すことにした。これで少しは足しになるといいのだが。
暫く話していると真之介さんがAliceのギルド写真を撮るから呼んで欲しい
と言われたため帰宅、Aliceを酒場へ向かわせた。

そして現在、Aliceの帰りを待ちながらこれを書いている。
初めての酒場だったが、なかなか楽しそうな場所である。これは
確かにAliceが入り浸るのも頷ける。私もまた行ってみたいものである。

今宵、彼女の帰りは相変わらず遅くなりそうだ。

		
	
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